宮沢賢治と吉本隆明

まず吉本隆明という人を知っているかという事があります。 彼への評価は極端に分かれます。それは彼がする政治的社会的な発言を捉えてそうなる傾向があります。 原子力発電しかり、オウム真理教の麻原彰晃しかりです。 僕自身は高校生の時に彼の著書や雑誌(「試行」という自主出版の雑誌です)に触れたことで興味を持ちました。 ただ、簡単な言葉で語ろうとしていますが、非常に読みにくい著書というか、我…

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修羅と廃人

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を65歳にしてはじめて読んだと書きましたが、その際他の作品も読んでみました。 「春の修羅」という詩の中に<おれはひとりの修羅なのだ>という詩句が何度も出てきます。 ここでいう<修羅>とは仏教用語の阿修羅のことでしょう。 広辞苑:古代インドの神の一族。後にはインドラ神(帝釈天)など天上の神々に戦いを挑む悪神とされる。仏教では天竜八部衆の一として仏法の守護神と…

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「銀河鉄道の夜」を65歳になって読みました

「銀河鉄道の夜」宮沢賢治を65歳になって、はじめて読みました。 他の童話や詩(「永訣の朝」や「雨ニモマケズ」)は読んではいたのですが、アニメやパチンコで「銀河鉄道999」を知ってるせいか、「銀河鉄道の夜」には辿り着かなかったな。 木版画・佐藤国男氏の挿絵がついた本を先に読んだのだが、1ページ目がなくて、最初の部分は別な本で読みました。 先生が銀河や天の川の話をする場面が抜けているの…

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