巡り巡って

20代の時に「算命学」の本を買って読みましたが、占いというより、占いの考え方を知りたかったのです。陰陽五行説という世界の見方、捉え方は興味深いものがありました。

60代になって太極拳を習い始めて、太極拳に関する本を読んで見ると、道教と関係があることが分かりました。道教のお坊さんが伝道の合間にお金持ちの信者相手に護身術として太極拳を教えたとあります。ですから、太極拳はお金持ちの護身術と呼ばれていた時期がありました。

道教というと、老子や荘子と言う名前がでてきますが、それが日本に伝わり「神道」に影響を与えたという説があります。

また読みです。
『再読』鶴見俊輔著より、

『道教と日本文化』福永光司著、人文書院刊。
>日本の神道のなりたちに道教がそのはじまりからかかわっていたという。
 日本の古代にあった天神の子孫が天上世界から地上の世界におりてくるという信仰は『詩経』に原型があり、道教の教理学においても、天皇大帝の命令をうけた神仙が天上からおりてくるという考え方が重要な役割をはたすそうだ。
 一月元旦に天皇が宮中でおこなう四方拝の儀式は、「これこそ中国における道教の宗教儀礼をそのまま日本の宮廷にもちんこんだもの」という。
 「日本書紀」で初めて用いられている「神道」の語は、「仏法」と対立する語として、中国の道教で古くから用いられている「神道」の語をつよく意識してとりいれられたものだという。

*「神道」は日本古来の宗教と言われますが、その根拠は本居宣長の強引な論理に負うところが大きいのでしょうか。「古事記」の天孫降臨の物語も、日本独自のという風には思えません。
八百万の神々を祀るという自然宗教に根をはっている「神道」という部分なら肯定をしてもよいと思うのですが、それが直接、天皇と結びつく段階になるとそれは違うなとなります。

若いときに読んだ算命学が→太極拳→道教→(日本の)神道という繋がりになっています。
これも何か不思議な縁とも言えます。

他人にとってはどうでもよいことですが、自分としては面白い出来事です。

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