思い通りにならないこと

『アメリカで仏教を学ぶ』室謙二著、平凡社新書刊。

>苦というのは、「思い通りにならないこと」であって、病気も、離別も、歳を取ることも、そして仏教では欲望もまた苦である。欲望は決して思い通りに充足されないものだし、充足されたらすぐに次の欲望がわきあがる。それは苦を作り出すものである、と言う。
 それと死は、思い通りにならないものの最たるこので、これが仏教の言う苦であった。それからどう解放されるかが仏教である。

愛別離苦生老病死と言い、四苦八苦と呼ぶものが人の心を苦しめている。どうしたらその苦しさからどうしたら人は解放されるのかをブッダは考えた訳で、その解決方法は、四諦とか八正道とかであると言われています。

Four Noble Truths=四諦を英語ではこう書いています。

八正道は以下の通りです。
正見=Right view
正思惟=Right intention
正語=Right speech
正業=Right action
正命=Rigth livelihood
正精進=Rigth effort
正念=Rigth mindfulness
正定=Rigth cocentration

苦を「思い通りにならないこと」と表現するのも、英語を通した仏教理解の延長上にあるのかも知れません。

日本にいて仏教に出会う場合、どうしても漢字の経典であり、漢訳の経典です。その現代語訳というと、お釈迦さまや宗祖を崇め奉る文言になってしまいます。
ブッダはすごいとか尊いとか言う話が前提にあると、なにが書いてあるのか何が言いたいのかがぼやけてきて、ただただしらけるばかりなのです。

それは何も仏教経典にあるばかりでなく、現代詩においても陥っているものです。
何も伝えない為にのみ表現がなされているのではとさえ思います。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント