馬の話を聞く?

『プロカウンセラーの聞く技術』東山紘久著、創元社刊。

この頃は本の整理をしています。本棚にある本は一度は読んだ本がほとんどで、おそらくもう読まないでしょうね。ですから、それらの本は図書館に引き取って貰おうと考えています。

先日も、西郷竹彦著作集と思潮社から出ていた現代詩人のシリーズを持ち込みました。

図書館では引き取った本の処分をいくつか決めているそうで、持ち込んだ方には処分方法は図書館側に一括任せて頂けることを条件として、置いて行って下さいと説明しています。

聞いてみると、札幌市内の図書館に置くこともありますがダブっている場合などは刑務所などの施設へも譲ったりもしているそうです。もちろん、あまりに古いものなどは廃棄処分されるとのことです。

上記の本も図書館行きだなと思って一度は除けたのですが、読みやすそうな行間だったので再読しました。

著者の心理学の師はカール・ロジァースという人で、その主張は「来談者中心療法」という理論で呼ばれています。そして、カウンセラーの聞き方を「積極的聞き方(active listening)」と名付けています。

本では、この積極的聞き方の方法を書いているのですが、人の話を共感をもって聞き役だけに徹することは容易いことではないなと思います。

もちろん、これはカウセリングでの方法ですから日常生活に役立てると、きっと聞き上手の人として人望が上がるかも知れませんが、僕はいいよと思います。

ただ、これは馬の話を聞くときは役立つかもしれないなと感じます。

馬が言葉を発する訳ではないのですが、馬の雰囲気を感じることはただただ相手の言葉を聞く、待つカウセリングの立場と相通じるものがあるように思います。

乗馬レッスンでは騎乗している自分の思うように馬に動いてもらいたいのですが、馬だって人格?馬格?がありますから、今日はやりたくないなって日があるはずです。

そんな時は、うん分かったよ、今日はそんなもんでいいよと僕は承知します。

だって馬に乗せて貰っているのが本当のところなんです。

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