北朝鮮は明治期の日本のようだ

暗殺という行為に驚く報道もあるけど、日本の歴史の中では特別なことではない。

金王族の継承権をめぐって繰り広げられた争いは、血のつながりを持って正統と考える朝鮮・日本の普通の歴史でしかない。

つまり、北朝鮮は明治憲法のように、金王族が国家の頂点に立っているわけだ。

しかも、北朝鮮の周囲には、軍事大国の脅威が常にあり、それに対して<富国強兵>ならぬ、<核武装強国>で乗り切ろうと必死なのだ。

そういう北朝鮮に対して、憲法改正を(明治憲法復活が根底にある)目的化している安倍政権が、それは間違った道を歩んでいるよと忠告できるだろうか。

むしろ、羨ましいんじゃないのと勘ぐってしまう。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が、松江滞在中の1891年(明治24年)8月、島根半島で日本の巡洋艦を見たときに、「その建造費用は膝まで没する泥田で骨折りながら、そのコメを食べられない数百万の貧民が出している」と紀行文に書いています。

それはそっくり今の北朝鮮の姿です。

そういう北朝鮮を根底的に批判できるのは誰でしょうか?
それは北朝鮮の民衆です。

もし、金王族が崩壊して、民主主義の考えを土台とした憲法が国連主導で与えられたら、「押しつけ憲法」と北朝鮮の民衆は叫ぶんでしょうかね。

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