座る、乗る、跨る・・・いま頃になって騎座の安定を考えています

次の騎乗で251鞍だというのに、今さらですが騎座の安定を考えています。

馬が丸太だったら、手も足も抱え込むようにして抱く形になります。
もちろん、これではしがみついているだけで馬を動かそうとする意志は伝わりません。

馬の胴体をドラム缶と考えたら、足をなるべくドラム缶の周囲に回せるようにガニ股のような形になる。
また、これでも馬を動かそうとすることは難しい。

そして、馬は丸太でもドラム缶でもありません。

馬に負担を掛けず、尚且つ馬の動きに柔軟に対応でき、そして安定している騎乗姿勢を得るにはどんなことを心掛ければよいのか?

『はじめての乗馬』監修 千葉幹夫、高橋書店より
馬体への粘着
>馬体への粘着は、馬上でリラックスして安定するためだけでなく、馬に、騎手という荷重の負担を最小限にしてやり、その馬のどんな動きにも随伴でき、適切な扶助が自在に使えるというメリットを生み出します。

騎手の上体・頭
ぐっと胸を張り、背筋を伸ばして、上体を理想的な姿勢に整えますが、馬の動きからくる揺れは、常に尻の座骨上で吸収してバランスを保つことを頭に入れておきましょう。
 視線は、常に前方遠くを眺めて上体を垂直にするように心がけます。

脚での馬体への粘着
馬体は円筒形をしてますから、人間が脚ではさんで安定させることは、とても難しいことです。
略 最も良い姿勢で、安定を得られるのは、馬体幅の最も広いところより下の位置で、ふくらはぎによって、くっつくことです。馬体に粘着するためには、脚で馬体をとり囲み、両ふくらはぎと両股の4点で馬体に接触することです。

*脚の馬体への接着面は、大腿部とふくらはぎ上部の2カ所であることが理想的です。馬体をぴったりと包みこむような気持で、特に、膝と踵の関節を柔軟にし、鐙に突っ張ることなく常にふくらはぎの上部を馬体に密着させるようにします。しかし、力を入れてはいけません。

しっかりした騎座
騎座は、すべての姿勢の基礎です。
安定した騎座をつくるには、鞍の一番深くなっている部分を探し当て、そこにどっかりと尻を落としこむようにします。
馬の動きに随伴するために、騎座は重要です。馬の動きに合わせて重心を移動させるとき、騎手は、背中の上部ではなく、騎座の中心となる骨盤で、歩調のリズムに合わせて揺れを吸収していきます。


自分自身の経験で語ると、騎座というとどうしても尾てい骨で上半身を支えている感じがします。そして、それが不安定だなと言うことは分かります。
そうすると、騎座の安定のためには、大腿部(ももの内側)やふくらはぎを馬体にやさしく接着させればよいのではと発想するのですが、それを具体的にどうすればよいかという問題が出てきます。

馬体の大きさによりますが、ふくらはぎを接触させることは角度を別にすれば難しいことではありません。ただ、これだとガニ股の形になって、馬体にしがみつく感じがぬぐえません。

ですから、大腿部を柔らかく馬体に接触させる感じが持てたら、ふくらはぎも自然に下りて騎座の安定感に繋がるように思うのです。
言うは易し行うは難し。

近頃、期間限定の馬主になった女性と部班で一緒のレッスンになることが多くあります。
傍目からしても、同じ馬で練習している成果が出ているように感じます。

1つに、騎座が安定してきましたように見えます。その馬のリズムが体感出来ているのでしょう。
2つに、駈歩の際の手綱が安定しました。前は、船をこぐかのようなロール漕ぎの感じが馬の駈歩を邪魔しているように見ましたが、大袈裟な手綱のロール漕ぎが無くなりました。

と、他人の事は見えるんですがね・・・
まあ、ぼちぼちやりますか。

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