鬼の正体

『アンソロジー』吉本隆明著、筑摩書房より、 大江匡房『傀儡子記』 「傀儡子は、定まれる居なく、当る家もなし。穹蘆氈帳(きゅうろせんちょう)、水草を遂ひて移徒す。頗る北狄(ほくてき)の俗に類たり。男は皆弓馬を使(わきま)へ、狩猟をもて事と為す。或は双剣を跳らせて七丸を弄び、或は木人を舞はせて桃梗を闘はす。・・・」 傀儡師なる職業が辞典に載っていますが、そのような集団が鎌倉幕府時代…

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