隠れキリシタンが四十九日法要を生んだ

葬儀終了後に遺骨を家に持ち帰って祭壇を作りますが、大概はそこで四十九日法要が行われます。 初七日から始まって、7の倍数で計算されていき、7×7=49日に死んだ者の行き先が決まると一般では思われています。 ただ、浄土真宗は亡くなったその瞬間に阿弥陀様が亡くなった者を極楽浄土へと導いてくれると人々に説いていますから、四十九日法要の考え方は違ったものとなります。 ところで、他の仏教宗…

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嘘をつくなよ

どうも僕の心性には嘘に敏感に反応する仕組みがあるようだ。 最近、朝刊が床に置かれている状態にあったので、その時は新聞を掛ける金具の部分からずり落ちたのかと思ったのだが、次の日も床に置かれていた。 隣も同じ新聞屋さんから取っているので、隣を見ると隣の新聞も床に置かれていた。しかも方向が同じであり、となりはトドックの荷物が三段に重なって置かれていて、新聞を掛ける金具からは明らかに離れて新…

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興奮したのは、ラブホテルのカップルを・・・

行く前から正直興奮していました。 最初は本を買おうと検索しましたが、見つからなかったのです。それで図書館利用を始めてから検索したら見つかりました。 札幌市全域の図書館から探せるシステムのおかげです。 富永仲基著「出定後語」。 『日本の名著 富永仲基、石田梅岩』中央公論社刊の中に収められています。 僕の記憶では、富永仲基は江戸時代の商人ですが独学で仏教などを研究をして…

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夢のお話と「安くておいしいワイン選び」のこと

夢と言うのはどうも辻褄が合わないことが連続する。 夢を見てもそれが夢なのだといつもはっきり認識していると言う人に出会ったことがある。 僕も夢の中で「これは夢なんだ」と意識することもあるけど、いつもは夢の中で色々場面が変わることに振り回されている自分がいる。 この前の夢はこうだ。 どこかの娯楽施設にいるのかお風呂にでも入ろうかとした時、若い男女が集団で入ってきた。 なんか…

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夜露死苦!ニッポン

夜露死苦! こんな言葉が道路や壁に大きく書かれていたら、頭の悪い暴走族のあんちゃんが「また下らん落書き」を書きやがってと思うかもしれません。 でも、大袈裟に言うとここには日本文化、日本語の問題があるような気がします。 <夜露死苦>は、「よろしく」を漢字の音読みに書きなおしたものです。 もともとの日本語である大和言葉は自分たちが住む国土草木とそこに生活する自分たちを表現するには…

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「父の戒名をつけてみました」朝山実著、中央公論社

「父の戒名をつけてみました」・・・本の題名の通り、実父が亡くなった時 故郷から離れている実子である著者 が、島田裕巳氏の本「戒名は、自分で決める」を頼りに亡父の戒名を作って、葬儀を執り行おうとしたところから本は始まっている。 ところで、島田氏はオウム真理教発足時には、その活動に理解を示した人物ではなかったろうか? だからどうという訳ではないが、掲げる当初の思想・理想と実際の行動には少な…

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冥土の旅はなぜ四十九日なのか・・・数学者が読み解く仏教世界

十進法が1から9まで数えたときに次の10になったとき、位があがるのという数え方だと覚えているが、二進法とか 60進法とかまで行くと時計の時間やコンピューターの計算に用いる程度しか思い浮かばない。 数学者という視点で仏教経典などに出てくる数字を把握するとき、それが必然によるものなのかどうかは辻褄をあわせることはできると思う。 東西南北という4つから四天王が生まれ、その四隅を固める形で中台…

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お盆・・・先祖の霊が帰ってくるって?

お盆が仏教と関係がないことは言われているが、それでもお盆になると坊さんを呼んでお経をあげてもらって安心する日本人がいる。 先祖供養は仏教と関係がないと言っても、仏教関係で商売をしている人間にとっては承知しないだろう。 中国で作られた経典(偽経)は、なんか人を騙す商売に利用されるものが多いような気がする。それは、逆に言えば人間(アジア文化圏のに住む人たち)の心理を付いているものだからだろう…

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死に近い宗教なのか?

お釈迦様が王子の地位・身分を捨て修行の道に入ったのは、人間が生まれた時から持つ生老病死の四苦と生きる過程で味わう愛別離苦の苦悩、つまり四苦八苦という苦悩からいかに心が自由でないのかどうしたら心の平穏を日々保つことができるのかという問題とぶつかり答えを見出すためだった。 もちろん、そこにはゴールが用意されていた訳ではないから、さまざまな修行が試されただろうし、さまざまな考え方を再度自分の中で辿っ…

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ブログの名前少々変更・・・カッパは六道輪廻でいうと何かな?

カッパ一族というと言うとなにか徒党を組んでいるみたいでいやだったので、ブログの名前を少々変更しました。 一族を消さなかったのは、韓国ネタは女房からもらっているから残しています。 目指すは、風来坊カッパ。 夢は遊び人カッパだけど自分には無理だ。遊びの心が少なすぎる。人づきあいが嫌いな遊び人も聞いたことがない。 いわゆる木枯らし紋次郎カッパは憧れるが、切った張ったは全く駄目なので、風来坊…

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お墓の話・・・韓国では

韓国では、今でも土葬が主流らしい。 それは、キリスト教の影響だけでもないらしい。 韓国では儒教の名残りなのか、年長者への礼儀や家長への礼儀が重んじられるが、お墓は個人を葬る形だ。 日本では一般的な「○○家のお墓」や「先祖代々のお墓」はあまり見られない。 ここらへんも面白いところだ。 日本でも、昔は個人を葬る形だった。 火葬の普及も戦後だと聞く。 死んだ人間が葬られる場所…

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四十九日・・・ちょっと付け足し

中陰の法要。 インドの霊魂観からきていると書かれている。インド人は、死んだばかりの霊魂はすぐには再生せず、四十九日の間宙ぶらりんの状態にあり、この期間を過ぎると「六道」のうちいずれかの世界に生まれ変わるというものです。つまり、「輪廻転生」です。 仏説観無量寿経のなかにも四十九日に似た説明があります。 韋提希王妃が「どうか世尊、わたしのために憂いも悩みもない世界を教えてください。わたしは…

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浄土三部経に出てくる数字は、白髪三千丈すら及びもつかない

浄土三部経は、浄土真宗教団の多くが「経典」として採用しているが、2度しか読んでいない身としては、そこに書かれている数字は一種<大ぼら>(大風呂敷というより、ほら吹き加減が異常だとしか思えない)としか読めない。 もちろん、愚かな人間が仏様のお姿を思い浮かべるためには想像もできない形状を形而上学的に示す必要上、あのような表現になったと言われるだろうことは分かるのだが。 劫、由旬とか、ガン…

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因縁・・・「うさぎや羊の毛の先についた塵ほどの小さな罪であっても・・・」

<因縁>という言葉は、ヤクザやチンピラ、あるいは不良学生などでも「なにを!俺に因縁つけるのか?!」なんて使うから、日本語としては定着しているんだろうが、思想としては難しい。 歎異抄に「善い心が起るのも、過去の世の行いがそうさせるからです。悪いことを考え、それをしてしまうのも、過去の世の悪い行いがはたらきかけるからです。」と書いている。「うさぎや羊の毛の先についた塵ほどの小さな罪であっても、…

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仏の位階制・・・序列は中華思想の影響か

仏教は、一神教の宗教と違って様々な本尊がいて、仏国土もたくさんあって(有名なのは西方浄土だが)、浄土に行くといってもどこの浄土なのか分からなくなる。 仏様にも位があって、第1位が<如来>、第2位が<菩薩>、第3位は<明王>、その次は<天>となるらしい。 釈迦如来・大日如来・阿弥陀如来など、普賢菩薩・観音菩薩・阿弥陀菩薩、不動明王・愛染明王、帝釈天など 阿弥陀様は、<本願>を立てて成就し…

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鈴木大拙著「日本的霊性」・・・親鸞のことが書かれていて、面喰った

買ってからどのくらい経つのかと、裏ページを見てみたら、1989年4月5日 第18刷発行と書かれていた。18年前だ。もっと若い時に買っていたのかと思ったら、そうでもなかった。 鈴木大拙は、欧米に<日本の禅>を紹介した人と記憶しているけど、年表を見たら、51歳の時に京都・真宗大谷大学の教授になっている。 本の題名から、右翼的な神道思想が書かれているのかと思って読んだら、親鸞をえらく評価してい…

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29回生まれ変わる・・・輪廻転生は苦行である

チベットの人たちの祈りには、生まれ変わっても人間として生まれ変わりたいという願いがある。輪廻転生ということなのだろうが、それには悟りを開くことができないから、何度も生まれ変わりという苦行を繰り返すのだという否定的な考えはない。 生まれ変わりを繰り返すことは、悟りを開くことができないでいるからだとする考え方に立てば、輪廻転生は人間に対する罰となる。 「あなたの前世はこうだ」と見立てる霊能力…

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廃仏毀釈と靖国神社

このカッパを贈られた時に、<乞食>と言う言葉が思い浮かんだ。 <乞食(こつじき)>とは仏教用語で、修行の一つとして他者から施しを受けることを言います。 また、修行僧は施しでもらった布でもわざと裁断をし、袈裟色に染めて着たといいます。 華美な服装をしないという戒律があるからです。 こんなカッパの姿にも、修行僧を見てしまいます。 「日本人が思想を語る時、お経のようだ」と養老猛が言っ…

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お盆のカッパ

「日本人のしきたり」飯倉晴武著より、▼お盆・・・7月15日を中心とした先祖供養の時期をお盆といい、現在では旧暦の7月に行う地域と新暦の8月に行う地域があります。 ▼盆踊り・・・時宗の開祖・一遍上人が広めた念仏踊りと、先祖供養が結びついたのが始まりと言われ、「阿波踊り」がその代表的なものです。 「お葬式をどうする」ひろさちや著より、<お盆はホトケさまの里帰り>・・・お盆の行事とはなにかと言…

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