床屋さんの病気 その②

通っている床屋さんの症状について書いていたが、素人である僕には症状の正体など分かるはずがないとそう思っていた。でも、テレビを見てこの病気じゃないかと考えた。

パニック障害。

床屋さんは、めまいや動悸がして、立ってもいられなくなるという症状を話していた。
病院での検査で脳動脈にこぶのようなものが見つかって、カテーテル手術でその瘤にコイルを詰めたとは聞いた。
だが、その後も動悸がいつ起きるか不安で、それが起きる兆候のようなものを感じると夕方の前にお店を閉める毎日だというのです。

NHKで東洋医学の特集をしていました。
その中で、パニック障害のシングルマザーがハリ治療を併用することで症状が劇的に改善したと紹介していました。
その時話されていたパニック障害の症状が床屋さんと同じようなのです。
その方の原因は分かりませんが、一種の精神的なストレスが身体の変化を生じさせている訳で、めまいや動悸、手が震え立ってもいられなくなる状態は、床屋さんから聞いた症状と合致します。

床屋さんは、つい最近までは奥さんとパートの若い女性の方の三人体制で回していましたが、若い女性の方が結婚でやめてからは奥さんとの二人体制です。しかも髪を切るのは旦那さん一人で、奥さんは顔そりと洗髪を請け負っている形なので、負担の多くは旦那さんが背負うことになります。
個人のお店なのに、お客さんはひっきりなしにやってくるのです。
一人で短時間に捌かなければいけないという責任感のようなものがあったのでしょう。
そういうプレッシャーを感じていたことが要因になってのパニック障害でしょうか。

僕が勝手にそう判断するだけで、なにもパニック障害と診断された訳ではないのですが、精神的なストレスが大きな原因になっているのだけは想像できます。

「われらは、この世において死ぬはずのものである」と覚悟しよう。-このことわりを他の人々は知っていない。しかし、人々がこのことわりを知れば、争いはしずまる。

これは他人との争いだけでなく自分との争いにも通じるではないか。

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