東京2020コロナオリンピック開幕!

オリンピックの開催が東京に決まった時、安倍首相が「フクシマの復興を世界に発信するのだ」と勇ましく言ったが、これが「感染症を克服した大会」だと変わり、今度は菅首相が「感動を伝える」と言って、開閉会式のチーフディレクターを勘当しました。

もし、これが国内大会だったら、世界の目が注視していなかったら、森の辞任から始まるドタバタ劇は起きなかったでしょう。
日本は、いつの時代でも「黒船」が必要なんですね。

若いときの過ちを20数年たって罰するのはどうかという考え方もあると思います。
でも、その人間が指摘されるまでは、自ら気づこうとせず、あるいは意識的に目をそらしていたことは事実ではないでしょうか。

社会的に認められる立場に押し上げられている間、本人はヒヤヒヤしていたのか、完全に忘れていたのか、あるいは若いときの過ちなんだから自ら謝罪して今の立場を失いたくないと考えていたのか、そこらへんは微妙ですが、完全に忘れていたということはないと思います。
何故なら、知人友人同士での内輪の会話を取り上げられた訳ではないのですからね。

過ちを改むるに憚ることなかれ

開会式の楽曲を提供した小山田氏のことを「過去のいじめを告白」したことが取り上げられたと報道の見出しにありますが、問題になった内容は雑誌でのインタビュー記事で、「過去のいじめのやり方を自慢」していた発言が取り上げられたのです。

まあ、25・26歳の若者が分別がつかぬ年齢なのかどうかは意見が分かれるでしょうし、人生100歳時代では鼻たれ小僧と言ってもいいのかも知れませんが、彼は今回のSNSでの指摘で何を気づいたのでしょうか。そこを聞きたいと思います。

また、大会の開閉会式の演出のチーフディレクターだった小林氏は、学生時代でのお笑いコントでの寸劇で「ユダヤ人大量虐殺」という言葉のインパクトを笑いに使ったということで指弾されていますが、彼の弁明では「言葉選び」を間違ったという言い方をしています。
人々が無残に殺されていく歴史的事実を喩的に使わねばならなかったほどの寸劇の内容だったのか、どうも?がつきまといます。

昔の言動をほじくり返されて指弾糾弾されている図に見えますが、根本は言動の重みを感じづに使ったことの後始末がこうなったと考えるのが妥当だと思います。

今の時代、言動を強制されて使っている訳ではないのなら、その言動は個人の責任に返すしかありません。
それが社会的に批判・非難される内容なのかは、その時代的制約もあるでしょうが、ケンカで相手に辛辣な言葉を投げかけるなら別ですが、不戦勝的な使用には慎重であるべきでしょう。

それにしても、コロナ・オリンピックといろいろ起きることは歓迎します。
つまらぬ幻想の中で自分を偽りたくないですからね。

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この記事へのコメント

  • ラベンダ

    小林氏の当該コント動画を見ました。
    正直な感想、コントの内容として批判自体は受けても当然ですが(今なら日本でもレイシストや歴史修正主義者に利用されかねない)、インタビューで過去の悪辣な人権侵害を悪びれる様子もなく被害者を笑い者にしてきた小山田氏と比べて、小林氏の場合は全体の構成と衣装とオチを見ても明確にユダヤ人虐殺は完全悪という認識が前提でのブラックユーモアコントとしてギリギリですがまだ言い訳できる気はするので小山田氏等と一緒くたにするのは危険な気がします。それでも歴史認識問題面で反省自体は必要でしょうが。
    しかし英国コメディのミスタービーン(ローワンアトキンソン)も障害者蔑視で糾弾される日が来るのかな。
    2021年07月24日 01:01
  • カッパ

    例えば、日本人Aとアメリカ人Bの漫才コンビがいて、ネタとして、日本人Aがアメリカやアメリカ人をおちょくるツッコミをして、その返しとしてアメリカ人Bが「原爆おとしたろうか、もう一回じゃなく、三度目になるけど」という漫才をしたら、観客はもちろん社会はどう反応するでしょうか。
    「もう一回じゃなく、三度目になるけど」がブラックユーモアになるかも知れません。ブラックユーモアは固定概念や社会のしがらみを突き破るだけでなく、それを発する者をも突き刺して行くものだと僕は思います。発するものが安泰なブラックユーモアなどありません。
    ところで、笑いとしてはどうでしょうか。
    アメリカ人の観客だったら何割かは笑うかも知れません。日本人の我々はどうでしょうか。今の若者に中にはアメリカが日本に原爆を投下したことさえ知らない人もあるテレビでやっていましたが、真偽はわかりません。でも、ほとんどの人がひくでしょうね。ヒロシマ・ナガサキのヒバクシャはどうでしょうか。

    歴史の出来事を笑いに持ってくる例として考えてみましたが、これって「言葉選び」でしょうか?そこが小林氏が逃げていると感じる部分です。
    ①ユダヤ人団体の反応は、「ユダヤ人虐殺ごっこ」と言って笑いに持ってくる不謹慎さだけでなく、このような人がオリンピックの顔としていて良いかと問うています。②日本の政府は、対外的な政治的影響を考慮し、「言語同断」と言っています。③小林氏は、観客に受けたいとした焦燥感がした「言葉選び」だと書いていますが、それは逃げだなと感じます。

    最後に、ミスタービーンのことが書かれていましたが、彼の笑いは「四歳児のまま大人になったら」という設定の人物だったと記憶しています。それって、障害者のことじゃんという見方も確かにあるかも知れません。

    芦屋雁之助がテレビドラマの「裸の大将」で演じた山下清のようなセリフの真似をするなら、「そ、それはどうかな、自、自分が怒られたのに、誰だれさんも悪いって、つ、告げ口をしているんじゃないのかな」
    2021年07月27日 06:21
  • ラベンダ

    ミスタービーンに関しては知的障害者云々もそうですが、どちらかというと視覚障害者を馬鹿にしてるともとれるシーンがありまして(具体的に説明しづらい)、そちらが私にとって不愉快というか、今後批判されそうかなと思った内容でした。感じない人には全く感じないかもですが。

    また、原爆投下についてですが、これはブラックユーモアの題材としてはそもそも成立しにくいと思います。というのも、少なくともアメリカ人及びアメリカ政府の間では原爆投下が「アメリカ主導の人道に対する犯罪行為」とあまり認識されていない(自国の負の歴史を総括していない)以上、それをコメディとするのはレイシズム以外にとらえようがないからです。原爆投下と同様、加害者側の国及び国民が犯罪行為に開き直っている例として日本の南京大虐殺、トルコのアルメニア人虐殺、アイヌ人弾圧、アボリジニ虐殺等があり、これらも勿論コメディに使用はダメです。
    あと個の被害者が絶対に特定できる実在事件もNGです(オウム事件含む)。
    小林氏の使った「ユダヤ人虐殺」は加害国のドイツや日本を始め、少なくともあの当時なら世界中で「ドイツ主導の人道に対する犯罪行為」であると周知されてはいるはずなので、比べるなら「スターリン大粛清」のコメディとかでしょうか。どちらにせよ、不適切極まりないのは同意ですが。
    そもそも小林氏はユダヤ人虐殺の肯定や被害者を罵倒する目的で一切使っておらず、元々のシナリオもとある子供向け番組企画担当者達(つくってあそぼ的)がトンデモ企画(例のユダヤ人虐殺ごっこ)を前回の放送にやろうとして、当然、上司に「放送できるわけねーだろ!」とカンカンに怒られてしまったというオチ(55秒くらいの切り抜き動画ですが)なので、学生時代に障害者の同級生を虐待した事実を悪びれる様子もなく雑誌で更に被害者を冒涜し続けた小山田氏と同じ扱いには出来ないと思う話です。小林氏の謝罪コメントにコントのやり方をあれから変えたとあるので、その後のコントも見ていった方がいいかもしれません(汗)。漫才をあまり見ない私が言うのも何ですが。

    あとアメリカのユダヤ人団体に小林氏の過去のコントについて通報したのは、イスラエルの人権侵害を全面的に支持(肯定)し、パレスチナ側を一方的にテロリスト呼ばわりした中山防衛副大臣ですので参考に。
    ちなみに当のイスラエル人の間では小林氏の例のコントについては賛否両論との情報です。
    2021年07月27日 09:56
  • カッパ

    正直言って何を言いたいのか、全く分かりません。
    2021年07月27日 12:27
  • ラベンダ

    1: 小林氏の今回のケースはあくまで言葉選びの問題です。
    2: 故意の殺人と未必の故意による殺人を同じ罰にはできない。
    3: 日本政府(自民党政権)の言語道断の使い道(人権感覚)をそのまま信用するのですか。小林氏よりも問答無用で数千倍悪質な、すぎやまこういち氏の音楽がオリンピックにそのまま起用されているのに(すぎやま氏は南京大虐殺否定論や従軍慰安婦否定論を展開する悪質な歴史修正主義者にして近年ではLGBT差別発言でも有名な極右です)。結局日本人は右も左も西洋コンプレックスから抜け出せないわけです。

    わかろうがわかるまいが、これで最後です。
    最後に、クイーンのDon’t stop me nowという曲に使われる原爆描写(恋愛感情の比喩)について怒り(不快感)を持つ日本人がいるのか気になる所ですね。
    2021年07月27日 20:56