旦那さんのことが心配なんでしょうね

いつも行く床屋さんの奥さんが、料金を支払うときに聞いてきました。

「太極拳、行っているんですか」

「1月からも普通に講座はやっていたみたいだげど、僕は行ってなかったんです。でも、一緒に通っていた人にたまたま会って確認したら、20人近い人が来ているようで、僕も4月からまた行きだしました。」

それで、興味ありますか、興味あるならDVDをあげますよ。

と言うと、興味ありますという答えです。

これは、ご自分のためというより、ご主人の健康を気遣ってのことだなと思います。
前にも書きましたが、床屋さんのご主人(40歳前半でしょうか?)、体調が優れない日が続いてお店も休みがちになって、いろいろな病院で検査を受けたら、脳動脈にこぶのようなものが見つかり、脳動脈瘤というんでしょうか、それをコイルで塞ぐ手術をしたばかりです。

今では少しづつ体調も快復しているようですが、もともとが運動をしない人で尚且つ職業病というのか、腰痛持ちなのです。

奥さんは、僕が乗馬と太極拳をやっているのを知っていますから、太極拳が運動嫌いのご主人にもいいのかなと思いついたのかも知れません。

太極拳というと、公園で大勢の中国人が毎朝やっているイメージが以前にはありましたが、最近はそうでもありません。

一つに中国人が豊かになって、西洋流の運動を好む傾向が広がったこと、それに、これは一番重要ですが、PM2.5の被害が深刻で屋外での運動がやりづらくなったのです。
ですから、本場中国でも太極拳人気はそれほどでもありません。

僕はそんな中国事情は知りませんから、単純にラジオ体操をするよりはなんとなく体裁が良いような気がして始めました。

太極拳に関する本も何冊か読みましたが、歴史に関しては未だはっきりしていないようです。
ただ、道教のお坊さんが布教にあたっての健康法及び護身術のようなものとして広まったという説が有力です。
特に、お金持ちの信者さんに護身術として教えたせいか、太極拳はお金持ちの武術と呼ばれていたそうです。

道教の教えには、不老長寿というものがあり、それが陰陽五行説と相まって、漢方や経絡(ツボ)の考え方を生み出したのです。太極拳はその流れの中にあります。

そういう意味では太極拳の歴史は道教の歴史と重なるのですが、我々が現在接している簡易ニ四式太極拳は、戦後に中国国民の健康のために作られたもので、日本のラジオ体操にあたるものです。

24の型を6分弱で演舞するので、単純な計算では一つの型に15秒を要しますが、次の型への流れをいれても12秒程度はかかる計算になり、いかにゆっくり・ゆったりしている動きであるかが分かります。
しかも弾みをつけずに中腰の姿勢での体重移動なので、体幹が少しづつ鍛えられていくのです。

床屋さんのご主人は、奥さんの思惑通り運動を始めるでしょうか。

僕は3枚の太極拳DVDを持っていますが、スワイショウや八段錦を紹介しているものをあげようと思います。
何故なら、誰にも教えられずに見よう見まねで太極拳をやっても、効果はないように思います。しかも、自宅の部屋でやるにしても3畳の広さは必要なので、難しい面があります。

スワイショウや八段錦なら、見よう見まねでも出来るように思います。

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