競走馬よ、達者でナ

昭和35年に三橋美智也の「達者でな」が発表されたとありますが、西暦にすると1960年。
60代より若い人は聞いたことがあるでしょうか。

ただ、お菓子の「カール」のCMで歌っていたので、のびやかな歌声だけは記憶に残っている人がいるかも知れません。

「達者でな」は旅に出かける親しい人に向けた歌なのではと漠然に考えていましたが、実は農家である自分の家で育てた馬が町の人に買われて行くのを見送る時の歌なのです。

  達者でな

わらにまみれてヨー 育てた栗毛
今日は買われてヨー 町へ行く
オーラ オーラ 達者でナ
オーラ オーラ かぜひくな
ああかぜひくな
離す手綱が ふるえふるえるぜ

俺が泣くときゃヨー お前も泣いて
ともに走ったヨー 丘の道
オーラ オーラ 達者でナ
オーラ オーラ 忘れるな
ああ忘れるな
月の河原を 思い思い出を

町のお人はヨー よい人だろうが
変わる暮らしがヨー 気にかかる
オーラ オーラ 達者でナ
オーラ オーラ また逢おな
ああまた逢おな 
かわいたてがみ なでてなでてやろ

今通っている乗馬クラブでは新馬の調教をしています。
新馬を預かって競走馬のヒヨコとして育成牧場に送り出すのですが、送り出すときに「達者でナ」と心の中で歌っているかも知れません。
送りだされる馬も運搬車に入れられる時は暴れますので、今度はどこに運ばれるのか不安いっぱいなんでしょう。

オーラ オーラ 達者でナ
オーラ オーラ かぜひくな

ところで、この歌なんですが、戦後のカンボジアで恋愛の歌として流行したそうです。もちろん、別な訳詞がつけられたのですが、牧歌的なメロディーがカンボジア人にも通じたのでしょうか。
ただ、ポルポト政権下では多くの文化人・芸能人が虐殺されてしまいました。

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