雪が降る・・・犬小屋に?

3月に大雪が降るのは特別なことではありません。
卒業式とか入学式に雪が降る映像がテレビで放送されているのを見ているはずです。

そんな時でも、ふと3・11のことが頭に浮かび、

春の雪降る 海の彼方 3・11があり

などと俳句とも短詩ともとれるものを作ってみました。
「プレバト」での俳句講座?の夏木先生の添削指導を考えれば、「春の雪降る」は「降る」が無駄な語句だと指摘するでしょうね。
俳句は十七文字しか使えない文芸ですから、「春の雪」と書けば、春が近づいた季節の雪な訳で湿りがちな雪であることは想像がつきます。それ故、わざわざ「降る」などと書かなくても空から落ちてくるイメージは湧いてくるので、無駄な語句として削除されるでしょう。

でも、僕が思い浮べたのは、三好達治の「雪」です。

そうすると、やっぱり雪は降らなければならないのです。

    雪 

太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。

上記の「雪」が頭に浮かんでくると雪は鎮魂の願いのようにも思えてくるのです。
ただ、原発事故は未だ収束の局面を見いだせないでいます。

ところで、女房に三好達治氏の「雪」という詩を見せたら、これって犬小屋の屋根に雪が積もるっていう詩なんんでしょと言われました。
もしかして南極探検隊の奇跡の犬であるタローやジローを思い浮べたのでしょうか。
無事日本に帰ってきたので、これからはゆっくり休んでねという思いやりの詩と勘違いしたんでしょうか。

今の人も太郎や次郎が固有名詞と考えるでしょうか。
昔の日本人の名前に付け方を考えれば、単純に長男だから太郎であり、次男だから次郎だと気が付くはずです。
ただ、太郎の屋根と次郎の屋根があることから、同じ家に育つ長男・次男ではないことが分かります。
一般的な人々の暮らしを思い浮べての詩であることは確かですが、この詩を書いた三好氏の自己解説がないので本当のところは分かりませんが、鎮魂の思いが伝わるとしても間違いではないでしょう。

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