ゆくりなくすれ違う人ら春の街

『会えてよかった』安野光雅著、朝日新聞出版。

>ゆくりなくも野田弘志と会ったのは・・・

<ゆくりなく>の「ゆくり」は縁もゆかりもと同じ言葉です。
意味としては、思いがけずとか偶然に。

上記の本を書いた安野氏の心境を思えば、「ゆくりなく出会えることのしあわせ」と歌いたいのですが、最後に「しあわせ」と結ぶとどうも陳腐に陥りかねません。

そんなことを思いながら、街にでかけると、人の多さにびっくり。
リクルートスーツに身を包んだ人たちや冬から春への衣替えを迷っていそうなご年配の同胞たちがいて、それらの人たちとすれ違うことの嬉しさと孤独がいい感じです。

まさに「縁もゆかり」もない人たちで、それを「ゆくりなく」と書くとちょっと格好いいんじゃないかと思いました。

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