ホテル暮らしですか

コロナ禍の時代、ホテル業界では少しでも利用客の幅を広げようと月単位の宿泊プランを次々とだしています。
ビジネスホテルとか温泉ホテルなら分かるのですが、超一流と言われているホテルでも始めたようです。

ホテル暮らしが便利なのかどうかは今一よく分かりません。
サッカー選手で今はタレント業をしている武田選手は、現役時代はホテルオークラかどこかの超一流ホテルで生活をしていたと語っていました。

『この日をつかめ』ソール・ベリーの小説に出て来る主人公もホテル暮らしです。父親も同じホテル暮らしです。

>グローリアーナ・ホテルの客のほとんど引退後の年寄だった。ブロードウェイ沿いに七十丁目を過ぎたあたりから百丁目近くに至るまで、ニューヨークにいる膨大な数の年老いた男女のうち相当の部分がここに住んでいる。

時代は1950年代の話です。
書いているのは「シカゴのアメリカ人」であり同時に「ロシアのユダヤ人」でもあったソール・ベリー。
この小説には、第二次世界大戦のことが、その影響も含めて何一つ書かれていません。
主人公が悩んでいるのは、離婚をしてくれない妻からの生活費の催促の手紙の束と同じホテルに住んでいながら自分が陥っている生活の窮状に全然関心を示さない父親への不満です。

今のアメリカがどうなのかは知りませんが、1950年代ニューヨークで暮らす年寄りたちの生活に、ホテル暮らしという選択があったという事実に驚かされます。

まあ、日本でも湯治という習慣があります。農閑期の時期に体を休めるために二・三カ月の冬の間宿泊するのです。
お金があれば全国各地に数カ月単位ですみ分けることも可能かも知れません。
でも、飽きるかな。

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