桃から生まれた桃太郎

確か高橋英樹主演の桃太郎侍というテレビ時代劇がありました。
悪人の前に登場する時は鬼の面をかぶっていたように記憶しています。

話は少し変わりますが、日本の天皇家では、今でも神へのお供え物をどこの地方から持ってくるか占いで決めていると武田鉄矢がテレビで話していました。
おそらくその占いとは亀甲によるものでしょう。

これも中国で行われていたものです。
殷の時代にはじまった「卜占」です。周の時代には「筮竹占」もはじまりました。

この「卜占」には狩猟民族的なイメージがつきまといます。
亀の甲に占い字(卜辞)を刻んで、それを裏から火であぶるか、焼け火箸を当てるかすると、甲羅にひび割れが生じます。これを「兆」といい、その兆の形を見て神意を判断し、吉凶を決めるのです。

「卜」という字は、亀の甲に刻んだ文字(卜辞)の亀裂を文字にしたもので、「ぼく」という音は、火にあぶられた亀甲がひび割れるときの音をそのままあらわしています。
この「兆」も、木の偏がつくと桃になり、兆しを持つ木或いは未来を予知し、魔を除くと考えれるようになったのです。それが桃の節句と結びついたのでしょう。

古事記の中でイザナキノミコトが黄泉の世界から逃げる時に、追ってくる魔物に対し桃を投げつけたのもこういう謂われによるものだったのでしょう。

さて、3月3日の桃の節句には、どこに向かって誰に向かって桃を投げつければよいのか考え時です。

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