労働者の持つ2つの「自由」

今はEテレと言っているNHKの2チャンネルで、「100分で名著」をやっています。
その番組は1回につき25分ですから、4回に分けての放送になります。

読者代表として伊集院光がいて、自分なりの本の感想を語るというやり方です。

前回からマルクスの「資本論」が課題本です。

マルクスは「共産党宣言」とか「経哲草稿」(こんな字だったかな?)とかを読みましたが、「資本論」は読んだことがありません。解説本を読んだ記憶がありますが、本の厚さに最初から断念していました。

労働者には、2つの「自由」がある。
一つは自分の労働をどこに売るか或いは売らないかの自由。もう一つは、労働以外に売るものがない「自由」。この場合の「自由」とは、生産手段のなにものも所有していないという意味での自由です。無所有であるということです。

これは現代の超資本主義の時代でも変わりはありません。

自分の労働力(知的か肉体的かは問わず)を売ることによってしか日々の糧を得ることができないという労働者の現実は19世紀からなにも変わっていないことに改めて気づかされます。

それでは、労働者はどうするか?
まず自分の労働を高く資本家に売りつけることを考えるでしょう。
歴史的には、8時間労働制とかの問題がありますが、今では多くの賃金を得るためにそのしばりをなくしてしまう方向が正しいかのように誘導されています。

労働者自身が企業間の競争に巻き込まれているのです。

賃金を得るためだけでなく、労働時間からの解放も公的な<富>を得るための手段・方法ではないかとその番組で提言していました。

少し前までブラック企業という言葉が使われていましたが、今では大企業自身もブラック化しているので取り立てて使われることがなくなりました。蔓延化してきたので、死語になったのでしょう。

いや~、それでも「資本論」は敷居が高い。

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