人生相談はじめました

 求婚の広告                 山之口獏

一日もはやく私は結婚したいのです
結婚さへすれば
私は人一倍生きてゐたくなるでせう
かやうに私は面白い男であると私はおもふのです
面白い男と面白く暮らしたくなって
私ををつとにしたくなって
せんちめんたるになつてゐる女はそこらにゐませんか
さつさと来て呉れませんか女よ
見えもしない風をみてゐるかのやうに
どの女があなたであるかは知らないが
あなたを
私は待ち侘びてゐるのです

東京の姉から電話が来て、今年は不幸があったから年賀状はだしません。年賀状もそんなにださないから喪中はがきの代わりに電話しましたとのことです。

姉夫婦は、もう40年以上も前から東京でセブンイレブンをやっていて、長男も次男も店を持っています。
3番目の姉ですが、お店の改装などで千葉にいる長女からお金を借りたりもして、決して順風満帆の経営ではなかったようです。

セブンイレブンは、昔は午前7時から午後11時までの営業だったのが、姉が始める頃には24時間営業が普通になっていたようで、子供の授業参観も簡単なことではなかったのです。

ところで、長男も次男も航空関係の仕事に就いていたのですが、30代後半に見切りをつけてセブンイレブンのお店を持つようになりました。今から振り返れば、決断が良かったのかなとも思いますが、セブンイレブンは自営業とは言え、本部の意向が大きく働くので自由度に関しては疑問で、会社を辞めてセブンイレブンを始めると聞いた時は反対しました。

長男は夫婦でお店をやっていますが、次男の方は独身です。
次男は、子どもの頃から長男の後を金魚のフンみたいについていて、なんでも長男の真似をして見たい性格です。
そのせいなのか、独立独歩の姿勢が弱いのではとオジサンからは見えます。

40歳になったようですが、女性に関しても奥手で付き合いが長続きしません。(母親からの情報)
背も高く、一応は自営業の経営者ですし、女性にモテない要素は少ないと思いますが、やっぱりセブンイレブンという24時間のお店がネックかも知れません。
でも、女性との付き合いかたも難があるのかなと思います。いつぞやの話ですが、女性と付き合い始めの頃のデートの様子を聞いたのですが、これは長続きしないなと思いました。

付き合い始めた女性が美術館かなにかに行きたいといった場面を話していたのですが、次男坊はその女性の言う通りにして、そばで見守っているという感じです。

恋愛も人間関係の一つです。
人間関係とは自分が他者と出合うということです。
他者とは自分の思いでは自由にできない存在であり、いわば自分の世界に迷い込んだ<異物>です。その<異物>を最初から同化しようとしたり、何か知らない溶液で包み込もうとするのは、<異物>をきちんと認識する作業をさぼる行為です。
つまり、<異物>である相手を、思い通りに自由にさせて置くということは、<異物>である相手を認める作業を怠っているだけでなく、自分という存在を相手に認識させることを省略しているのです。
つまり、関係を持つ作業を最初の段階で諦めているといえます。

具体的に言うなら、「どこそこで展覧会があるので、そこに行きたい」と言われたら、「僕は特別興味はないけど、一回は付き合いますよ」と返せばいいのです。「今、映画館で〇〇をやっているので、それが見たい」と言われたら、「僕はあまり映画館に行かないけど、いいですよ。その映画に付き合いますが、次はこの映画もどうですか」くらいの返しが欲しい。

恋愛とは言え、相手は自分にとって<異物>である他者です。恋愛の幻想に浸れば、同化するかのような気分も生まれるでしょうが、それを最初から期待するのは踏み間違いです。そこを次男坊には伝えたいですね。

あとは、セブンイレブンのお店の問題です。
次男坊も婚活バスツアーなどにも参加しているようですが、1・2度付き合いしても続かないのです。
それは上記のこともありますが、セブンイレブンのお店のことも大きいはずです。
恋愛の上でというより、結婚を考えての付き合いですから、難しい。

やっぱり、相手が抱くセブンイレブンのお店のマイナス面を確認したうえでの主張が大事です。
24時間営業ですから、女性が仕事を持っていると辞めてお店を手伝うという問題があります。これは実情が分かりませんが、どこまで可能なのか、現実的な判断材料の上で言うべきでしょう。なんとなく大丈夫とか、別に仕事を辞めなくてもいいですと簡単にいうと真実味がなくなります。

自分たちがお店を休んで旅行などに出かける時の本部のサポート体制などはきちんと時期を見て教えるべきでしょう。
自営業ですから、お店のゴタゴタが家に持ち込まれる、資金繰りが悪化するなどのことも心配かも知れません。

それよりも、お店をする喜びや楽しさを言う方がプラスかも知れません。

どこかに次男坊を夫にしてくれる女性はいませんか!

一度、いつも行っている床屋さんの女性(36歳だったかな)に「東京でセブンイレブンのお店をやっている甥っ子がいるんだけど」と話したら、相手がいますと言われ、直後に結婚して東京に行ったそうです。

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