さねさし相模の小野に燃ゆる火の 火中に立ちて問ひし君はも
『思想のアンソロジー』吉本隆明著、筑摩書房。
「感性の思想」という話中に、上記の古事記の歌謡が取り上げられている。
>これは「古事記」のなかでは景行天皇の第二子倭建命(ヤマトタケルノミコト)が東征の途中で相模で賊に取り囲まれて、ぐるりから草に火をつけられ、まわりの草々を太刀で切り払って逃れたという物語につけられた歌だ。形式的に短歌の五七五七七が確定されているのでそれほど古い歌ではない…
ウサギ追いしかの山、コブナ釣りしかの川、今はそんな日本のふるさとも少なくなって、我らカッパ一族は都会に暮らすようになり、たまに乗馬をすることがあります。
風来坊のおいらも時には歯にきゅうりをつけぬ鋭さで書いたりもしますが、内容はカッパだけに水に、いや川水に流してください。