捕虜になる

第二次世界大戦での映画の中に、収容所から脱出するというものがあるが、日本人から見れば映画で描かれている捕虜収容所はその時代の食糧事情からしても天国のような場所に思える。しかも、その天国から脱出してまた戦線に加わろうとするなんて考えられないことだ。 ただ、収容所からの大量脱走は、相手の戦力の実態を味方に教えることができることと相手の戦力の一部を脱走兵にくぎ付けにできるというメリットもあるとい…

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暑さの合間の奔馬苦し

先日、馬を詠む短歌を探していたら、「奔馬」という言葉を見つけたのですが、今日の馬は久しぶりの手強い馬でした。 暴走しそうな馬ではないのですが、草がそばにあれば無口やハミをつける寸前でも、草の方へ首を回していきます。 普通、停止なら手綱を少し強めに握れば馬は止まるのですが、この馬は止まろうとしません。 久し振りに馬鹿にされているんでしょうね。 でも、競走馬出身の馬が多いレッスン馬で…

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安倍の辞め方は潔くでも清々しくでもないだろう

安倍が首相を降板(辞任というよりこの表現の方がふさわしい)して、芸能人は労いの言葉をネットで発信しているが、これって、また「桜の会」のような政府主催の行事に呼んで下さいというメッセージなのでしょうか。 安倍が首相在任期間の最長を果たしたのが8月24日だと新聞で見ましたが、体調の悪化はすでに2カ月以上も前からあったと書いています。これって、歴代首相在任記録達成を見てから辞めたんだろうと言われ…

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男なんて一ころ

『ひとりでいきられないのも芸のうち』内田 樹著、文芸春秋。 「いかにして男は籠絡されるのか」という章に、男を騙すのは簡単なことと著者は男の経験から述べています。 その一つが「才能」のひとことだと書いています。 >「あなたには才能があるわ。他の人には見えなくても、私にはわかるの」と上目遣い斜め45度の視線プラス「かなぴょんのポーズ」で決めれば、まず80%の男は落ちると断言してよろ…

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しなくてもよいケンカ

兄弟姉妹のケンカは、夫婦ケンカ以上に実りの少ないもののように思います。 僕は末っ子の男子で、上の4人すべてが女性でしたから、兄弟姉妹の付き合いは特別ありませんでした。 一人っ子のような感じをもっています。 ただ、姉の中には、兄弟姉妹の中で主導権をとりたいのか、支配的な言辞を吐くものがいました。過去形になるのは、ある時期からほとんど付き合いをしなくなったからです。 正直、僕には…

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それがしの人魚の話もいよいようろんの事になって・・・

胡乱(うろん)・・・①乱雑であること。いいかげんであること。また、不誠実なこと。②疑わしいこと。うさんくさいこと。 『お伽草子』太宰治 新潮文庫の中の「新釈諸国噺」から、「人魚の海」のなかで出会いました。 「新釈諸国噺」は井原西鶴の話をもとに作っています。現代訳としてだしたのではなく、400字詰め原稿用紙4・5枚程度の話を太宰治が想像力を駆使して広げたものです。 太宰治の筆力が分かる…

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ラテン系の公証制度?

平成31年1月1日施行の相続法の改正で、自筆証書遺言の法務局への保管制度が出来ました。 それまでは、自筆による遺言書ですから、被相続人が自分でどこかに保管し、亡くなった時に相続人がその自筆証書遺言を家庭裁判所に提出して、<検認>の手続きが必要でした。遺言書が正しいものかどうかの検認です。 ですから、遺言書の保管場所を相続人に知らせていない場合などは、せっかくの故人の遺志は無駄になります。 …

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モーリス君に会いに行った訳ではないのですが・・・

4階のロープウエイ乗り場に置いています。藻岩山に生息するエゾリスがモデルらしいのですが、なんか存在感が薄いな~。 この4階まで来るのに1時間半は過ぎています。 10時半に駐車場に到着してから、ず~っと行列です。 午後1時頃の4階フロアから見た下の行列です。 とにかく、シニアだらけです。 後ろの組には、88歳と92歳の女性の方がいて、どうやら旦那さんと奥さんの親らしいので…

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馬を詠む

『現代短歌の鑑賞101』小高 賢編著、新書館発行。1995年初版発行。 昨日(8月24日)は風がないせいか、木々で覆われている馬場は暑さがこもっていたかも知れません。また、それ以上に4頭の部班の全員が初めて乗る馬だったようで、緊張感もあったのか、4人中3人が乗馬後にバテていました。 上記の本は、先日図書館から借りてきた本ですが、すべてを読み切る自信がありません。 俳句よりは短歌のも…

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私事ですが・・・

政治や経済、あるいは事件などの合間に、「私事ではありますが」と始まる芸能人のニュースがある。 結婚・離婚・出産など、それこそ当事者の芸能人の私生活に関する出来事なので、特段興味が湧くわけでもない話なのだ。 おそらく、芸能事務所を通して、毎日のようにそれなりの数の「私事ではありますが」ニュースが発信されていて、それをニュースとして報道するかどうかはテレビやラジオの側の選択になるのだろう…

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1000円券、500円券

今日は朝から掃除をしますと言われたので、ツルハへお買い物に出かけました。 3日に1度は家の隅々までの掃除をするのが女房の決め事のようで、そのたびにどこかへ行きなさいと言われます。 毎週木曜日にある太極拳講座の受講もそのせいです。 ある時は、札幌ドームへ歩きに行きます。 また別な日は、イトーヨーカドーへ歩いていき、そこで本を読んでから帰宅します。マクドナルドで120円のシェイクとか…

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天理大学の学生は来ないでください

天理大学のラグビー部員がコロナウイルスに感染して、その数が50数名にまで上ると聞いています。 ラグビー部は寮での集団生活なので、感染するスピードが早いのは想像がつきます。 問題は、天理大学のほかの生徒にも差別的な対応が起きているという報道がありましたが、果たしてそれは心無いものでしょうか。 陽性者がでたら、その周囲の人たちに感染しているリスクがあるのは誰でも分かることです。 今の…

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猫だましい

トイレの中のデスプレーです。 トイレレットペーパー入れの上に季節のものを飾っています。例年だと夏物を置いていましたが、今年は虎杖浜の「ふる川」で購入した小さな額です。 2種類の絵があります。 家のペットで話題になるのが、犬派かネコ派かということですが、特段、ネコ派でもないんですが、山下絵里奈さんの絵葉書はよく購入します。 十数枚は購入して、友人にあげたりハガキとして出…

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みろよ青い空白い雲

植木等の歌の一節に「みろよ青い空白い雲」っていうのがあって、この歌の題名を調べたら「だまって俺について来い」という乱暴なものだった。 ぜにのないやつぁ 俺んとこへこい 俺もないけど心配すんな みろよ青い空白い雲 そのうちなんとかなるだろう 植木等が主人公の映画があって、「無責任男シリーズ」というものをBSでも放映していたが、なにが無責任なのか見ていてもよく分からない。…

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飲み会のメールくれし友人は郵便配達婦と歌われるのか

穂村弘という人の歌に、郵便配達夫という言葉がありました。ほとんどの短歌でも、この郵便配達夫という言葉を好んで使っているように見受けられます。 僕自身、郵便屋さんだったということもあり、この言葉に出会うと飲み込めない自分がいます。 郵便配達夫は、人夫や炭鉱夫の夫で、意味としては①成年に達した男子。一人前のおとこ。②賦役に出る人夫。③一般に、労働にたずさわる男。などがありますが、なにか古…

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グリコのおまけ

昔、グリコのおまけをミカン箱いっぱいに集めていた。 *グリコのおまけと書いても分からない人がいるかも知れません。江崎グリコ(大阪道頓堀の橋の近くに見えるランニング姿のキャラクターの会社です)が出していたキャラメルについていました。おまけは昔は木や鉄でできていたこともありますが、だいたいはプラスチックの品物で、時代によっては、家電のおもちゃなどもあったようです。 五人姉弟の末っ子で、どちら…

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袋はいりません

『日本語を使う日々』吉田戦車著、小学館発行。 上記の本は、小学館、国語辞典編集部のサイト「Web日本語」に月一回、足かけ五年にわたり連載していたエッセイを、一部加筆・修正して、単行本化したものです。 第一回「月夜、スーパーで使う」からです。 >日本語を母国語とする国に住んでいる我々だが、朝起きて窓をあけ 「さあ今日も日本語を使うぞ!」 と決意しながら始まる一日は、外国からの留学…

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一人びとり

自分を形作るものとはなにか 素材となるなる材料を探し求めても何ができるのかは分からない 確かに人らしきものができあがるのだろうが、 そこに自分はいるのか 自分の中に繭を育てその中で何かを育てていたと思ったこともあるが <仲間>はとうにいない 自分だっていない 今日は雨で 雨の中の自分はいて 明日が晴れならば 晴天の中の自分がいて それだけの自分が浮かびあがるのを何十…

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わたしマスクあなたもマスク

今日(8月14日)の本州は40℃以上のところもあり、かき氷屋さんでの行列ではマスクをしながら30分も待っている映像がテレビに映っていました。 北海道に住む人間にとっては地獄ですね。 「私待つわ」というアミンの歌の歌詞、待つわの部分がマスクに聞こえてきます。 わたしマスクあなたもマスク マスクマスクマスク それに比べて今日の札幌は23.5℃程度だそうです。 乗馬クラブは、お…

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蝦夷はアイヌではないのか

『日本語の起源』大野晋著、岩波新書。 >「蝦夷」は、日本書紀にも登場してくる種族である。奈良・平安時代を通じて、日本の東部に住んでいて、天皇の政府に抵抗している。 考古学の調査では、本州北端の東北地方での遺跡にアイヌが暮らしていた集落跡を確認できるが、それが日本書紀にも登場する「蝦夷」を指しているのかは断定できない。 ただ、大野晋氏は日本語学者として、「蝦夷」イコールアイヌではない…

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『いつも旅のなか』角田光代

名前は知っているんだけど、何を読んだのだろう。 この作品は、旅のエッセーだけど、なにか起承転結のような繋がりがある。 旅で出会う人たちの仕草・態度のどこかに、その個人とはいえないなにかを感じ、それが形作っているものがあると書いています。 それは特に国境を通るときに特徴がでるようです。 同じ社会主義国でもロシアとキューバの表情が際立っていて面白い。 列車でロシアに入るときに、…

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860番目の本が届きました

『大家さんと僕』矢部太郎著、新潮社刊。 著者は、カラテカという漫才コンビの一人です。 彼の父親は絵本作家のようです。 2018年から清田区役所の4階にある図書コーナーで本を借りるようになってから、女房に何か読みたい本はないのと聞いたら、上記の本を指名しました。 それで、早速予約を入れたら、貸し出し順番が860番になっていました。 その本が来て言いますとメールが来て、図書コー…

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しあわせを誰かに話すと逃げていく

「しあわせを誰かに話すと、そのしあわせは逃げていくといいますが、本当ですか?」 ビッグローブの「相談室」の質問にありました。 しあわせを誰かに話すと逃げていく、どこかでなにかで聞いたことがあるような気もします。 水前寺清子の歌に「三百六十五歩のマーチ」があり、その歌では、 しあわせは歩いてこない だから歩いていくんだね と歌っています。 一日一歩 三日で三歩 三歩…

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どうのように生きていくのかは個人の自由です

新型コロナウイルスの感染拡大で僕が感じるのは、政治がすべきことと倫理・道徳を取り違えていないのかということです。 自分が感染しているかも知れないという自覚をもって行動しないとダメだ。 これは個人レベルではまっとうな意見だし、考え方だ。 だが、政治を執行する側の人間が、それを言い出したりしたら、それじゃお前の側の責任はどこにあるんだと反論したくなります。 少し整理をしてみましょ…

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台風の声コロナ禍の小休止

なんか台風のような風の強さが聞こえてきます。 この頃は少し夜が蒸しているようなので、窓を少しだけ開けていました。 乗馬のレッスンを入れていたのですが、さすがに今日はお休みです。 8月5日から発売されている「さっぽろ応援クーポン券」(名称が怪しいのですが、そんなような名前です)を、8月6日に買いに行ったら、どこも売り切れでした。 郵便局、ラルズスーパー、平岡イオン。 8月5日…

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吉村知事のイソジン騒動

8月4日の吉村知事の得意げな「イソジン会見」のあと、すぐにイソジンを買いに藤野まで戻って探したことは書きました。 そのあと、次の日の吉村知事の会見は、「少し誤解があるようです。イソジンはコロナウイルスの予防薬でも、治療薬でもない」とどうも歯切れが悪いことを言ってました。 8月4日の会見では、宿泊療養をしている無症状者や軽症者に1日4回のうがいを試してもらったら、4日目には9割の人が陰…

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温泉ホテルのバイキングもなにか慌ただしくて・・・ホテルミリオーネの場合

少し前までは、ランチバイキングを提供しているレストランなどは、コロナ感染のリスクが大きいと、大きな取り皿をやめて小皿での提供にかえたところもあったと聞きます。 ここでも、大きな取り皿での提供は野菜だけで、しかも手にはビニールの手袋着用及びマスクをつけて品物を取りに行ってくださいと言われています。 朝食でのバイキングはよくありますが、夕食でのバイキングは久しぶりです。 やってみると、…

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定山渓でイソジンを捜す

義弟夫婦を連れての定山渓一泊旅行です。 義理の弟夫婦は、二人とも行動制限が伴います。 一人は膝の手術をしたけど、いまだに膝に痛みをもち脚がむくみます。 もう一人は、頸椎が石灰化する病気で、下を向くのが大変です。 それ故、定山渓に直行しないでしばしの旅気分を味わってもらうために、まずは羊ヶ丘展望台に行きました。 「恋の街札幌」の歌碑ですが、いつ頃建ったのでしょうか。 …

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シャクシャインの像

この像は、今はもうありません。 この像が劣化して倒壊の危険があるということで、新ひだか町が撤去しました。 事前に、その像に替わる新しいシャクシャインの像が発注されていて、既定のスケジュールとしてあったようです。 シャクシャインの戦いは北海道アイヌとしては最大規模の蜂起であったことが分かります。 もともとアイヌの居住地は、北海道各地に分散していて、社会集団としての機能は面と…

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もう一・二カ月前の話さえ忘れてしまったようだ

>きょうは火曜日。まえという字を、時間的にまえの場合は、平仮名でまえ、地理的に、たとえば門の前あたりは、漢字で前にしていう。ぼくはモノカキ商売なので、そのほかいろいろ文字について神経をつかっているのだが、こういうことはだまってたほうがいいかもしれない。読むほうは気にしていないしさ。読者どころか、編集者でさえ無関心だ。そのなかで、ぼくがいちばん気をつかうのは、文字を統一しないこと、つまり、文章の場…

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今日の先生、イライラしていない?

今日の先生、なんかイライラしていなかった? と帰り際、聞かれました。 「いつもの通りですよ。いつもあんな感じじゃないの」と僕は答えたんですが。 習い事をするときに、何が問題なのかと考えたら、一番にくるのはなんでしょうか。 習い事の種類にもよるでしょうが、やっぱり先生の教え方は重要です。 もちろん、生徒同士の距離の近さ(親しさという意味で)も大事です。 皆が初心者に…

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