『算命学入門』八木橋信忠著・・・七五三の話

昔は、「子どもは七歳までは神のうち」と言われていました。
それは子どもが成人まで成長することがいかに難しかったかを言い表しています。

「江戸時代後期の農村の平均死亡年齢は、飛騨のある寺院の過去帳の衛生学的調査によると、男28・7歳、女28・6歳である。この異常な低さは、じつは乳幼児死亡率の異常な高さによる。当時の乳幼児の死亡は、じつに全死亡の70~75%を占めている。」(『病いと人間の文化史』立川昭二著)

上記の死亡は幼児特有の病気もありますが、乳幼児の場合は7割近くが当時はやった疫病によるものです。しかも、農山村においては一家が養える数は決まっていたために、堕胎や嬰児殺しは普通の光景でした。

算命学では、人間が生まれると、生後一年目は天の気、二年目は地の気(大地の力)、三年目は人の気がそなわると言われます。
つまり、三年目で天地人がそろうのです。三つ子の魂百までと言われる由縁です。
*以下は、『算命学』の本の中にあるこぼれ話からの抜粋です。

七五三は、陰陽五行説をとり入れたものです。
江戸時代前にはなかったお祝いですが、元禄時代頃から儒教の影響を受けて行わなれるようになったのです。

男の子は、産まれた時点で陽(+)です。三年目だと以下の数式になります。
1年目(+)×2年目(-)×3年目(+)=(-)となり、3年目では男の子を祝う年齢になりません。

とすると、
①(+)×②(-)×③(+)×④(-)×⑤(+)=5年目で陽(+)になり、ここでお祝いをします。

女の子は、産まれた時点で陰(-)です。

1年目(-)×2年目(+)×3年目(-)=3年目(+)で陽の年齢になるために、3歳でお祝いをします。
と同じように、7年目でも女の子は陽になるので、お祝いをします。

五行説なのに、何故七歳までと思うでしょうが、木、火、土、金、水の五行に、七曜の星である日(太陽)と月のエネルギーが加わりますので、7という数字ができあがります。

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