目指すは、出たきり老人

CMで「亭主元気で留守がいい」というのがありましたが、それは現役で働いているお父さん向けです。

定年退職し、家でゴロゴロしだすと妻にも嫌がられるので、この頃のシニア世代の合言葉は目指せ「出たきり老人」です。

実は、僕が太極拳をはじめた理由の一つが、「掃除の邪魔になるから、掃除の間どこかに行ってきなさい」と妻から言われたからです。

週に一度の乗馬、ジム通い(これは妻と一緒)に、太極拳。
後の日は買い物など・・・。

まあ、一日でやることを1つか2つにすると、丁度いい時間配分になります。
若い頃は、仕事の時間が多くを占めていますので、時間が空くとあれもこれもと欲張りになります。
でも、心のスピードが落ちるのか、一日に1つか2つの用事で充分になりました。

ところで、最近ホースセラピーの本を読みました。

『手綱、繋がる思い』サブタイトル・・・馬は体と心のセラピスト、ダイヤモンド・ビジネス企画 編。

>実はホースセラピーの歴史は古く、古代ギリシャの医学者・ヒポクラテスが患者への治療の一環として演劇や音楽などといったレクリエーションと共に乗馬を取り入れたという記述が残っている。これが歴史上最初に登場するホースセラピーの事例である。ヒポクラテスは当時既に「乗馬のリズムが身体に良い影響を与える」と考えており、戦場で負傷した兵士たちに乗馬を試みたところ治療効果がったという記録を残している。
 略
 本格的にホースセラピーが普及するのは、二十世紀を待つこととなる。
 まず、ポリオ(急性灰白髄炎)の後遺症のあるデンマークのリズ・ハーテルが、1952年、ヘルシンキオリンピックの馬場馬術で銀メダルを取ったことで、「障がい者馬術」というものが広く世界に知られるようになった。

ホースセラピーはイギリス・ドイツなどヨーロッパで普及し、やがてオーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、フィリッピン、マレーシア、香港など、と広まっていきました。

ドイツでは、ホースセラピーに関して健康保険が適用になる場合があるそうです。

それに比べると、馬文化も違う日本ではまだまだ広がりを見せません。
それに、ホースセラピ―によって障害者のリハビリに効果があったとするエビデンス(科学的根拠のデータ)が症例が少ないために、対外的には印象の度合いの域を出ません。ただ、当事者である障害者や保護者の間では確かなものとして受け入れられています。

ホースセラピーも、治療的問題の他に、それを受け入れて実際に行う団体の経営問題も重要なようです。
普通の乗馬クラブでも、年会費・月会費・その時々のレッスン料などによってようやく運営できているのです。
障害者乗馬の場合は、その他に専門的な知識・医療機関との連携、実際にのる障害者をサポートする人数などの課題がありますので、単純な経営的努力だけでは難しいようです。

とここまで書いて、自分のことを振り返りました。
普通の乗馬クラブでは年会費や月会費を取って、経営を維持しているのに、自分が通う乗馬クラブはレッスン料だけで済んでいます。

それを考えると、なんか申し訳なくなります。
僕が9年も続けてやれるのは、何のことはない、乗馬クラブの安さが一番です。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

面白い

この記事へのコメント