コンプラ、金比羅グダグダ会見・・・家業の露天商の話もしよう

芸人のごたごたにマスコミが騒ぎすぎているんじゃないかと思うが、参議院選挙結果も今一ということでこれも視聴率の上では仕方がないことかも知れません。

7月20日に宮迫と田村亮の二人が謝罪会見を開きました。いくつか整理してみます。
内容は、①反社会勢力が主催するパーティーに参加しギャラを貰っていた事実に対する謝罪です。②反社会勢力と言われるが吉本興業のイベントでもスポンサーになっていた企業で、個人では見抜けなかった。③宮迫は当初、芸人仲間を集めた忘年会にギャラを使ったから、ギャラを貰っていないでいいんじゃないかと仲間内で口裏を合わせるように入江に伝えた。これが問題の解決を遅らせたようです。④最終的には、ギャラの受取を認めた上で、詐欺被害者や世間に対して早期の謝罪会見を開きたい旨の話を吉本興業側に言ったが、聞き入れてもらえない状況だった。
 それで、二人での謝罪会見を開いたようです。

7月22日は、吉本興業の社長の会見です。
 吉本興業は、市町村とコラボし、お笑いを通じて町おこし・村おこし事業に参画しています。また、政府の事業も担うまでの大企業になっています。それで、どんな社長が出てくるのかと期待していたら、興行主のおっさんレベルです。
 家族とかファミリーという言葉を所属芸人との繋がりとして語りながら、一方では会社におけるコンプライアンスの徹底を主張するシュールな会見になりました。

この社長さん、コンプライアンス、コンプライアンスと舌足らずの言葉を使うので、コンプラはだんだん金比羅さんに聞こえてきます。
しかも社長が涙ぐむシーンが登場し、何が何だか訳の分からない会見になっていきます。

若い人たちには、反社会勢力のパーティーに参加し、ギャラを貰っていないと最初に言った宮迫や田村が一番悪いのだと指摘する人たちもします。それはごもっともな話です。

でもと思います。反社会勢力と言ってなんか自分の住む世界と違うのだと思っている人たちに、少し昔のこと、それもそんなに前ではない時代の話をしたいと思います。

吉本興業は名前の通り、興行を各地で主催してお金を稼いでいる会社です。
興行を地方で開催する場合は、そこの地方のヤクザの親分さんに仁義を切るのが普通です。そういうことで成り立っていた世界です。
何故、こんなことが言えるかと言うと、僕の家の家業は露天商だったから分かるのです。

両親は、戦後闇市での商売で儲けて、野菜・雑貨の店を旭川に出します。2軒目に手をつけた時に、失敗します。
夜逃げ同然に小樽に着き、行商をしながら再起を目指しますが、もっと日銭が入るものをと露天商を始めたのです。

露天商とは、路上に店を出す商売です。
しかも、全道のお祭りに出店していました。荷物は鉄道を使ってです。

そのお祭りでは、香具師(やしと呼びます)が露天に出ているお店からショバ代を徴収していました。最初は、ショバ代と電気料を別々にも徴収していました。
電気代というのは、夜店を出すためには電気が必要です。電信柱から電気を引くのですが、電気工事の会社に頼みます。その電気代も上乗せしてピンハネするのです。さすがに、電気代に上乗せするだけのシステムにはなりましたが。
香具師は、上納金を作るためにそういうことをしていた訳です。

これは昭和50年代の始め頃まで行われていたのです。

ただ、暴対法が出来てからはなくなりました。

吉本興業がテレビの発展とともに成長した企業です。でも、根本は興行の開催です。
地方での興行の開催では、ヤクザとの付き合いがどうしても出てきます。

家業が露天商だったということでの類推なのですべてが当たっているかどうかは分かりませんが、興行主である吉本興業がここを簡単にクリアしていたと考えるのは無理があるような気がします。

もちろん、暴対法施行後何年か経って、昔のままではないと思いますが、吉本興業の社長さんのレベルを見ると疑問は残ります。

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