太極拳 虫メガネ①

ネットで太極拳を検索すると、皆さんの動作は十人十色のように見えます。
それで、比較検討をするために僕が見た太極拳の模範演技の印象を書きます。僕には、何が正解なのかは分かっていませんので、似通っている部分、違っている部分を書き出してみたいと思います。

以下の文章の解説部分は、『簡易太極拳』中国体育運動委員会運動司 編、ベースボールマガジン社より、抜粋しています。

1、起勢(チーシー)
 「左足を開いて肩幅くらいの大きさに立つ姿勢になり、太ももの外側につけていた手をゆっくり肩の高さまであげる」のだけど、手の平を脱力させているあまり、手の平をだらんと下げ気味であげる模範演技もありました。
これなりリラックスしている状態を示しているのでしょうが、そこまですべきか疑問です。
 おおよそ、ほとんどの人の掌のあげ方は地面と平行にあげられています。

2、左右野馬分鬣(ズゥオヨウイエマフェンゾン)・・・馬のたてがみを分ける
 <体をやや右に回し、重心を右足に移す>というのが上記の本の説明です。僕が見た印象では、重心を右足に移すということをはっきり示すというより、90度左へ向くタイミングや動作の滑らかさということに重きを置いている人たちが多いと思います。

この前に<両手はボールを抱えるようにする(右手を上、左手は下)>という動作があり、左足を右足に寄せるようにする中で、目は右手を見るとあるのですが、ほとんどの人の目線では確認できませんでした。何人かは、視線を動かしているのですが、どこを見ているのかが分かりません。

上体を左に回し、左足を前方に踏みだし、左弓歩(ゴンブという形です)を作ります。その際、左手は目の高さにして、左手を見る。
*この左手を見るは、何人かはそうしていました。他の人は前方への視線でした。

 弓歩をつくりだす時は、踏みだす足のかかとを先に地面につけて、そのあとで足の裏全体で踏むつけるのですが、これが太極拳特有の足の捌き方です。
 そして、体を回転して重心を移動させるときは、腰を軸として動かします。これが太極拳の重心移動では一番重要な点だと、今の僕は思っています。

今日はこれまで。

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