百円の浅知恵?

ダイソーという百円均一のお店でも本を売っています。

『日本の名言名句』監修指導:浅田 秀子

何年前に購入したかは記憶にはないのですが、意外とハウツーものって昔から好きでした。
やっぱり楽してコツをつかみたいですからね。

この本は著名人・文学者・実業家など各界の人たちの著書などから拾い上げたもののようです。

名言名句というけど、真逆で通用する言葉もあり、まあいろいろあら~なって感じで読むのが一番いいかも知れません。

>人生はさとるのが目的ではないです。生きるのです。人間は動物ですから。
*『母子抒情』より。人生とはいきること、一生懸命生きるのだ。一生の間には、喜びや悲しみ、希望や失意、尊敬や嫉妬、いろいろなことを経験する。きれいごとではなく、もがきながら味わって生きよう。
岡本かの子:1889~1939年。大正、昭和期の歌人。岡本太郎の母。

>自己嫌悪がないといふ事は其人が自己を熱愛する事のない証拠である。
*『青草帖』より。自分を真剣に愛すれば、自分のことを知ろうとして、自分の欠点もよく分かるから自己嫌悪にも陥るが、自分と対峙することがないと、嫌悪することもない。
志賀直哉:1883~1971年。大正、昭和期の小説家。雑誌「白樺」を創刊。

>人生は地獄より地獄的である。
*『侏儒の言葉』より。実人生というのは、あの数々の責め苦を受ける地獄よりももっと厳しいものだ。人生の苦しみは、突然やってきて、無理難題を与える。それでも生きていかなければなるまい。
芥川龍之介:1892~1927年。大正時代の小説家。

<侏儒>広辞苑より:①こびと。一寸法師。②(昔、中国でこびとを俳優に用いたのでいう)俳優。③見識のない人をあざけっていう語。④梁の上に立てる短い柱。うだち。侏儒柱。

芥川龍之介の言葉は何か重苦しいもので、そんなに悲観的なものかと思います。
岡本かの子の言葉はまさにエネルギーを感じる言葉です。

>大難大変に逢うても動揺せぬといふは、まだしきなり。大変に逢うては歓喜踊躍して勇み進むべきなり。
*『葉隠』より。大きな困難や大変な事に遭遇して、平静を保っていられるというくらいでは、まだ未熟である。大難大変にみまわれたら、喜び勇んで、立ち向かっていこう。
山本常朝:1659~1719年。江戸中期の学者。

マゾじゃないのと突っ込みを入れたくなります。

>手を切られたら足で書こうさ/足を切られたら口で書こうさ/口をふさがれたら/尻の穴で歌おうよ
*『現実の砥石』より。もうやりようがないという状況に陥っても、あきらめてはいけない。ちょっと発想を切り換えると、手段は見つかるものだ。希望を持ち、新たな道を探ろう。
小熊秀雄:1901~1940年。昭和期の詩人。

旭川の詩人で、もう少し生きていたら獄死になっていただろうか。

>何とかなると思っていると、何とかなってくる。世の中、何とかなるだろうと考えるのが一番強い。
南伸坊:1947年~。イラストライター。

こういうのが出てくるとホッとするね。

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