お盆のカッパ

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「日本人のしきたり」飯倉晴武著より、▼お盆・・・7月15日を中心とした先祖供養の時期をお盆といい、現在では旧暦の7月に行う地域と新暦の8月に行う地域があります。
▼盆踊り・・・時宗の開祖・一遍上人が広めた念仏踊りと、先祖供養が結びついたのが始まりと言われ、「阿波踊り」がその代表的なものです。
「お葬式をどうする」ひろさちや著より、<お盆はホトケさまの里帰り>・・・お盆の行事とはなにかと言えば、ご先祖の集合霊が帰って来られる時なのです。ただし、お盆ではまだ神になっていない精霊と荒御霊のご先祖が帰ってこられます。
「お坊さんが困る仏教の話」村井幸三著、
このお盆の根拠とする仏教経典(「盂蘭盆経」)が、中国で創作された偽経であることは指摘して置きます。
ただ、このお盆と言う行事は、日本でも古くから始められたことが知られています。(奈良時代の宮中で行われた盂蘭盆法会)

ここで、考えるべきことは、先祖を思う気持ちはプリミティブな感情であり、そこに宗教を乗っけなくても行事としては差し支えがないと言うことです。そこを大事にしたいと思います。

仏教と先祖供養はイコールではありません。釈迦が始めに作ったとされる戒律(五戒)は以下のものです。
・生きものを殺すな
・うそをつくな
・盗むな
・女性と不適切な関係をもつな
・酒を飲むな
釈迦仏教が、教団として大きくなるときに、上記の五戒律にプラスして、次の3項目を加えました。八斎戒と呼ばれます。
・正午以後に食事をしてはならない
・身を飾ったり、香水を用いたり、歌舞を観たりしてはいけない
・ベッドではなく床の上に寝ること

インドで作られた釈迦仏教が中国に渡って翻訳された漢字仏教になったときに、その変化は大掛かりなものになったと言えるでしょう。別物になったと言う見方もあります。
今の日本で行われている行事やしきたりは、その根拠が曖昧であり、実は商業ベースでの話法でしかないという例がたくさんあります。
素朴な気持ちに付け入る商売は後をたちません。彷徨っている霊魂などありません。彷徨っているのは、生きている自分の心です。それが生きている証拠です。

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